テクニック主体だった時代のSEOであれば、外注するという選択肢はあり得たでしょう。しかしプラクティスとしてのSEOは内製で取り組む必要があります。情報源は自分自身であって外注先ではないからです。これは欧米においては00年代半ばにすでに常識となっていることです。

 

検索は重要な機会です。検索者と出会える機会であり、価値を提供できる機会であり、選ばれる機会です。たった1回の訪問でも、検索者とサイト運営者の両方にとってその瞬間は二度と取り戻せない一度きりのものであり、その機会を逃さないようにしなければなりません。

 

すべての検索には検索者の期待がこもっていることを重大に受け止め、その期待を裏切らないコンテンツの提供に注力する
スマートデバイスの普及によって検索の機会や文脈が広がったことを受け、それに応じたより幅広い情報を用意する
検索結果に表示される他のどのページよりも優れた利用体験を提供することで、検索者からの信頼を勝ち取る
機会をものにするためには、全身全霊と持てる能力のすべてを尽くしておもてなしに取り組む必要があります。アクセス解析で見ればただの1訪問に過ぎないものも、期待に応え信頼を勝ち取るか、期待を裏切り信頼を失うかを分ける重要な一期一会の瞬間です。

 

オフラインでの接客や営業の場面においては、相手に敬意も興味も示さず、機会をくれたことに感謝することもなく、こちらの自画自賛や売り込みだけを一方的に説明するような接し方はあり得ません。その機会が無駄にならないように、精一杯の誠意で何か相手にとって有益なことを伝えようとするはずです。